京セラグループ ウェブ資産 調査レポート
Gaku 外部調査(速報値)|2026/07/20|手法:証明書公開台帳(crt.sh)+ 各サイトのHTTP応答・技術指紋の実測
98登録ドメイン(実測)
508ホスト総数(サブ込み)
145公開サイト候補
40+複合機事業の国別ドメイン
要旨(3行)
- 京セラグループは、グローバルで数百のドメインを保有(実測:登録98・ホスト508件)。事業部・製品・国ごとにサイトが林立している。
- 使われている技術はバラバラ。WordPress・Adobe AEM・独自CMS・モダン静的が混在。「全体を統一して管理する目」が働いていない状態が、外部からでも見て取れる。
- だからこそ ── 広報室が一元的にコントロールできる構造への転換に、大きな余地がある。
① 判明した技術(CMS)の実例
| サイト | 事業 | 状態 | 使用技術(実測) |
| h-kyocera.co.jp | グループ会社 | 生存 | WordPress(確定) |
| kyoceraonesource.com | 複合機・米 | 生存 | Adobe AEM(確定) |
| kyoceramita-europe.com | 複合機・欧 | 生存 | モダン静的/JS |
| kyocera-unimerco.com | 切削工具・欧 | 生存 | モダン静的/JS |
| kyoceraprecisiontools.com | 精密工具 | 生存 | Amazon S3 ホスティング |
| www.kyocera.co.jp(本体) | コーポレート | 生存 | 独自構造(/common/・Apache) |
| kyocera.com / global | グローバル本体 | 生存 | 独自構造(Cloudflare配信) |
| knife / dental / md.jp / kanden | 製品各種 | 生存 | 独自CMS想定(Apache・要精査) |
| kyocera-academy.com | 教育 | WAF | Akamai(防御でCMS不可視) |
→ 同じグループの中に、WordPress・Adobe AEM・モダン静的・独自CMSが同居。1社1思想でなく、部門・地域ごとにバラバラに構築・保守されている裏付け。
② 事業カテゴリ別のサイト分布(=部門展開の入口地図)
- コーポレート:kyocera.co.jp / kyocera.com / global.kyocera.com / kyocera.eu
- 複合機(Document Solutions・旧ミタ):kyoceramita 系が国別に約40ドメイン(.co.jp/.de/.es/.com.au/europe…)+ ktd / onesource ── 最大の塊
- ファインセラミック・部品:ceratip(切削工具)/ knife(セラミックナイフ)/ elco / connector / advancedceramics / kinseki / precisiontools
- 太陽光:footmark-solar / h-navi.kyocera-solar
- 医療・デンタル:kyocera-dental / kyocera-md.jp
- ディスプレイ:kyocera-display
- モバイル・ワイヤレス:kyoceramobile / kyocera-wireless
- インクジェット:inkjet.kyocera.co.jp
- グループ・教育:h-kyocera / kyocera-kanden / kyocera-academy / kyoceralabs
→ この分布そのものが「どの事業部が独立サイトを持っているか」の地図。更新頻度の高い一角(例:国別に約40分かれた複合機サイト)から小さく始めるのが現実的な入口。
⚠️ 調査の正直な限界(ファクトの精度)
・これは外部からの速報値です。大企業はセキュリティ上CMS痕跡を消すため、「独自CMS想定・要精査」の欄は外部確定できません(WordPress・Adobe AEMは確定、PowerCMS等の有無は内部資料でしか確認不可)。
・「508」の多くは社内システム・API・テスト環境で、広報が管理する公開サイトはこの一部です。数字を大きく見せる意図はありません。
・正確な棚卸しは、貴社の実データとの照合(=Gakuの最初の仕事)で初めて完成します。
調査手法:①証明書透明性ログ(crt.sh)で "kyocera" を含む全証明書を取得 → ②社内システム・メール・API・テスト環境を除外 → ③公開サイト候補を1件ずつHTTP実測(応答コード・Serverヘッダ・generatorメタ・HTML内の技術指紋)。
⚠️ 対外提出時の注記:①正式提出版は「速報値」を明示 ②数字は概算と明記 ③貴社ドメイン管理台帳の正確値が正、という前提を添える。